こんにちは、葡萄スタッフです。
うちの会社は、果樹関係の苗木も売ってます(取次)。来週、みかん 柑橘の苗木が入ってきますのでまたまた配達が待ってます。
みなさん、桃栗三年 柿八年 ♫ って聞いた事ありますよね。 リズムよく ♪ ♫ 🎶
苗木を植えて果実が実るまでには時間がかかる。大変なんだよ! って言うことわざです。
「桃栗三年柿八年」
はこれで終わるのではなくて、いろんなパターンの続きがあります。
ほかにもたくさんの果物や食べ物が出てくるのですが、そのパターンの種類は多く、地域によって様々なバリエーションが出てきます。そこでその中のほんの一部をご紹介します。
- 「桃栗三年柿八年 枇杷(びわ)は早くて13年」
- 「桃栗三年柿八年 柚子(ゆず)は9年で成り下がり 梨のバカめは十八年」
- 「桃栗三年柿八年 梅は酸いとて13年 柚子は9年花盛り 枇杷は9年でなりかねる」
- 「桃栗三年柿八年 柚子の大バカ18年」
- 「桃栗三年柿八年 胡桃(くるみ)の大バカ20年」
- 「桃栗三年柿八年 りんごニコニコ25年」
- 「桃栗三年柿八年 銀杏(ぎんなん)のバカヤロ30年」
- 「桃栗三年柿八年 梅は酸い酸い13年 梨はゆるゆる15年 柚子の大バカ18年 みかんのマヌケは20年」
詠の収穫時期
「続き」に出てくる収穫時期には間違いも
「桃栗三年柿八年」の年数は、果実の収穫時期のことを指しています。
しかもこの収穫時期ですが、実際の収穫時期とほぼ同じです。
ことわざによっては事実とは違うことが詠われることがたまにありますが、
「桃栗三年柿八年」は本当でした。
しかし「桃栗三年柿八年」の後に続く枇杷や梨の収穫時期は、実際とは違うそうです。園芸初心者の方は、「桃栗三年柿八年」の続きをそのまま鵜呑みにしないように気を付けてくださいね。 っとここで話を本題に戻して。
苗木を購入するときの注意点を紹介します。
※これは農家のプロに苗木を売っている観点から家庭果樹園を検討されている方に。
注文、納入時期
- 落葉果樹の場合は大体5~8月に注文して11~12月の納入。
- 常緑果樹の場合は大体5月~12月に注文して3月~4月の納入。
※落葉果樹は、秋に葉が散る果樹(葡萄、桃、柿、梨、りんご、キウイetc)
常緑果樹は主にみかん柑橘類(デコポン、ユズ、レモンetc)
※上記に示される時期に注文、納入される苗木は順番に特等苗から売れていきます。その時期より遅れての注文、納入分は売れ残りか?2等品かポット苗となります。(地域により時期は少しずれます。)
購入する条件
私が得意な葡萄は、日本全国どこでも植える事ができ、収穫も出来ますが。他の果樹では 温度が足らなくては冬場に枯れたり、暑すぎて夏に収穫前に萎んでしまったり、直ぐにできない果樹(永年作物)の場合3年後8年後に泣くことになりますので栽培条件の確認が大事です。
- 栽培出来る地域かどうか(温度が足らなくてハウス栽培になるなど。)
- 栽培する時期の確認(他の仕事が忙しい時期と重ならない。)
- 植える場所の確保(植木鉢か直に土地に植えるか。)
- 柑橘系(常緑樹)は土付き(根巻き)でないと枯らします。特に注意!
特に条件さえ押さえれば果樹は何とか出来るものです。あとは栽培する為にマニュアルをしっかり買って計画的に進めれば、自作の果樹も夢ではないかもね。桃栗三年 柿八年 ♫ ですね~
また詳しくは果樹苗をご注文する頃に。。