ぶどうブログ

ぶどうの資材を売り歩くスタッフの徒然ブログ

ビニール配達 1

ビニールの種類  1

こんいちは  葡萄スタッフです。今日初めて記事を書きます。これから葡萄に関わる事を綴っていきます。

先週 兵庫県のぶどう生産者のところにハウス用のビニール配達に行きました。ぶどう用のビニールと言っても、沢山種類が有ってメーカー別に 機能やサイズ、使い勝ってがあって、うちで取り扱っているだけで数百種類も有り  産地の特性やぶどうの育て方によって、一番合ったビニールを薦めてます。

 1.農業用ビニール

ポリ塩化ビニル、塩化ビニル樹脂とは一般的に合成樹脂(プラスチック)のひとつで、塩化ビニルを重合したものであり、塩化ビニール、塩ビ、ビニールなどと呼ばれます。ポリ塩化ビニルフィルムは保温性に優れるものの耐候性に乏しく、劣化したポリ塩化ビニルフィルムは非常に脆く破れやすくなります。環境に配慮した農ビは、野菜、果樹、花の栽培を効率的に行うため、施設園芸の被覆材として使用されております。野菜などの生産促進、安定生産に欠かせない資材となっております。野菜などを寒さや暑さから守る「保温性」や「耐候性」、「防曇性」等の機能が要求されます。農ビは、塩化ビニル樹脂(PVC)製のフィルムで、保温特性に優れるため日本の施設園芸の多くで使用されています。保温性や防霧性、透明性などを考慮したハウスの外張り・内張りタイプがあり、開閉時の作業性も重視されています。内張りは0.05mm~0.075mm厚、外張りは0.1mm~0.15厚位のものが標準的に使用されています。外張り用としては、作業性や保温性、無滴性などに優れ、内張り用としては、透明性に優れ、良好な開閉作業性を発揮する物があります。農ビとしては、耐久性や防塵性を重視した破れにくい外張り用の防塵タイプやべたつきにくいといった作業性を重視した保温性に非常に優れるトンネル栽培用などもあります。

2.ビニールハウス用 農POフィルム

本フィルムの原料樹脂はポリオレフィン系樹脂で、この中には農ポリ原料である低密度ポリエチレン(LDPE)や農サクビ原料であるエチレン酢酸ビニル共重合樹脂(EVA)も含まれています。農業用POフィルムはポリオレフィン系樹脂を原料樹脂として、各種添加剤を配合し、フィルムを多層構造化(貼り合わせる)することで、幅広い品質レベルを付与するように、特殊化した新しい範疇のフィルムです。ポリオレフィン系樹脂を素材とし、耐久性、保温性、光線選択性、防曇性、および防霧性などの複数の機能を備えたことを特徴とする農業用フィルムです。安価で機械特性に優れるために構造材料として幅広い分野で使用されています。

今価格面や重量面などの作業性から農業用ビニール(特に葡萄は)から、農業用POフィルムに代わりつつあります。